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カテゴリ:くぬぎ祭
第40回 くぬぎ祭 -
10月17日・18日の二日間、本校の文化祭である「くぬぎ祭」が行われました。
今回は歴史の節を刻む“第40回”、生徒たちも互いに協力してすばらしいものを創り上げようと努力しました。今年度のテーマは「愛」、真心のこもった演劇、展示の数々を見せてくれました。

パンフレット表紙・裏表紙のイラスト

PTAくぬぎ祭実行委員会による缶バッジ 全10色ですが生徒配布後だったので全色コンプリートならず

正門にはポップで色鮮やかな立て看板が掲げられています
一日目 10月17日(金) 実行委員会によるオープニング 




PTAコーラス
PTAの方々による合唱 一番手にふさわしい見事な合唱を披露してくださいました

以下、当日の合唱の音源です 音が出ますのでご注意ください
戦争や飢餓に苦しむ子ども達への祈りと希望を歌う
『聞こえる』
夢と希望を胸に銀河を駆け抜けるような壮大な世界を歌い上げる
『銀河鉄道999』

1学年 「セカンドスクール、行こうよ」
1年生は、セカンドスクールに行って見たこと、聞いたこと、学んだことについて、各教室とオープンスペースで、セカンドスクールを「体験」できる展示を展開。そんな展示を「見に行きたいな」と思えるような舞台発表をを行いました。
→ 詳しくは展示発表の欄↓をご覧ください
2年学年劇「天使にラブソングを2」
原作を大胆にアレンジし、「天使にラブソングを2」を三中Verにアレンジして舞台化!
一教師が音楽で学校改革を目指す感動ストーリーを、第2学年生徒全員で演じました。演者だけでなく、音響・照明・道具もすべて生徒が担当。感動的な合唱シーンを繰り広げました。










展示発表 1年生「セカンドスクール」発表

廊下の一部に関電トンネルを再現 破砕帯は青色LEDで表現しています










白馬ジャンプ競技場のスタート体験台を再現
被服室 園芸部・3学年家庭科 トートバッグ



木工室 1学年 技術科


第1美術室:美術部 第2美術室・オープンスペース:全学年 美術科


美術部による黒板アート





図書室 図書 本の処方箋他

自習室 青少協三中ブロック会 


3階廊下:3学年 修学旅行イラストマップ 調理室 PTAくぬぎ祭実行委員会 
二日目 10月18日(土) 吹奏楽部演奏「ゴールデンステージ」
今年の夏のコンクールで金賞を受賞した「眩い星座になるために…」や「スターウォーズ」など4曲を演奏。部員一同で素敵な演奏を届けようという思いに、最後は会場も手拍子で一体となって、“愛”にあふれたステージとなりました。

以下、当日の演奏の音源です 音が出ますのでご注意ください 1.スターウォーズ フォースの覚醒メドレー
2.眩い星座になるために…
3.夢をかなえて ドラえもん
4.宝島




3年2組 「ハイスクール・シンデレラ」
パンフレット掲載の紹介文↓
誰もが知っているシンデレラを現代アレンジした物語。
苦しみを一人で乗り越えてきた灰川レイラ。学園祭が迫ったある日、とあるクラスメイトが彼女の運命を大きく揺るがす。強烈なキャラクターが多数在籍する学園。果たして、誰の恋が実るのか!?レイラは幸せになれるのか!?




3年1組 「部活大戦争」
パンフレット掲載の紹介文↓
とある学校で開かれた4月の部長会議。新3年の部長達は、新入生獲得の為、燃えていた。それぞれの部長が自分の部活の良さをアピールし合う。部活の愛が強いが故に話し合いは混沌と化し、次第に部長達のキャラも崩壊しだす。1番魅力的な部活はどこなのか。いいや、これは会議でも話し合いでもない。戦争である。






3年3組 「もっと言うと探偵」
パンフレット掲載の紹介文↓
ホテルの一室で起きた密室殺人事件。突然起きた事件の犯人にされたくない登場人物6人は、疑われないために次々と嘘をついてしまう。だが、その嘘で取り返しがつかなくなり、全員が自縄自縛してしまう。そんな、全員が自分のことしか考えていないコメディ推理劇。果たして真犯人は見つかるのか…。






令和7年度 第40回のくぬぎ祭が終了しました。
生徒たちの胸には、何かをやり遂げた充実感があるのではないかと思います。
みんなで創り上げた「くぬぎ祭」。
この思いを次への学校生活の原動力として活かしてくれると信じます。
公開日:2025年10月16日 12:00:00
更新日:2025年10月18日 21:50:44
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カテゴリ:くぬぎ祭
くぬぎ祭準備 その3 -
いよいよくぬぎ祭が3日後に迫ってきました。準備も大詰めの段階です。
生徒たちは本番に向けて懸命な取組を続けています。



演劇には、演じる人・見る人・演じる場 の三要素があります。キャスト、スタッフ、そして観客が一つになって感動を作りあげていきます。

舞台は一人では成立しません。 仲間と一緒に創りあげていきます。仲間といっても、それぞれが個性をもっています。協力し合い、一致団結しなければ舞台は成功しません。演劇は、表現すること自体はもちろん、それを追求する中でも対話を必要とするので、コミュニケーション力を高めるのにはこれ以上ないほど最適な媒体です。海外には演劇を “生きる練習” と位置付ける考え方もあります。演劇への取組は、コミュニケーション力のトレーニングそのものです。 
演劇の世界は虚構、そう、ある意味ウソの世界です。「自分が何かを発言して相手に悪く思われたくない。嫌われたくない。ならば黙っておこう」というネガティブな自己完結に陥ることなく、感情を開放することができる場です。自分の感情を出したり、相手の感情を受け入れた経験自体は、コミュニケーションの成功体験として、脳に保存されます。 
演劇への取組の中で、本来であれば将来社会に出てから行われるような実践的なコミュニケーションのトレーニングが自然と行われます。これからの時代を生き抜いていく生徒たちにとって、いずれ遭遇するであろう困難に立ち向うとき、演劇の体験は少なからぬ力となるであろうと考えます。



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こちらは展示の準備中。分担された作業を進めています。

セカンドスクールの展示、村男三世と格闘中のようです

用務さんも一緒になって作業中

展示物も準備が整ってきました

劇以外の準備も各所で着々と進んでいます。それぞれ作業を分担して手際よく作り上げています。
くぬぎ祭は今週末、17日(金)・18日(土)です。
生徒たちの取組はどんな成果を見せるでしょうか、乞うご期待!公開日:2025年10月14日 15:00:00
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カテゴリ:くぬぎ祭
くぬぎ祭準備 その2 -
くぬぎ祭本番が近づいてきました。劇の練習も、音響・照明などの調整も加えて真剣さを増してきました。本校では劇をより本格的に上演するため、地域交流も兼ねて地元の劇団の方をお招きして指導していただいています。一通りの立ち稽古のあと、演技の仕方や声の出し方など、より専門的なアドバイスを受けることができました。




演劇はどうしても、舞台上で演技するキャスト(出演者)に注目が集まりがちです。しかし、ただ単に目立ちたいなどという安易な思いで役になろうとすると大変な目に遭います。役者としてステージに立つには、さまざまな力が要求されます。生半可な気持ちではとても務まりません。


劇団の方に見ていただきながら照明・音響を加えた舞台での立ち稽古
ステージではセリフで思いを伝えるのですが、当然のことながら大きな声を出す必要があります。小さな声では劇の主題を伝えることができません。しかし、ただ単に声が大きければいいという訳でもありません。はっきりと、遠くまで通る大きな声で、そして自分の思いを観客に的確に伝えられるように感情を込めてセリフを発する必要があるのです。
キャストとなった人は、このような過程を経て劇の完成という本番に至るわけですが、本気になって取り組んだ人ほど、また、役になりきればなるほど、それまでの練習経過の中で声の出し方から自分の思いの伝え方、他人の仕草から気持ちを察する細やかな心遣いなど、さまざまな力を身に付けることができます。たとえミーハーな発想で役になったとしても、稽古しているうちに成長できればOKでしょう。苦労して作り上げた劇は、自分の人間としての力を高めてくれるに違いありません。


スポットライトを操作する照明担当 台本を確認しながら綿密に行います。

背景画に取り組む大道具係
スタッフもまた、本番に向けて緊張が高まります。劇のスタッフといえば、演出から始まって大道具・小道具、音響や照明など、出演者として直接表に出ることはありませんが、取り組んだ成果としての背景や効果音が観客に訴えかけるインパクトは大きいものがあります。キャストのように表舞台に出ることはありませんが、縁の下の力持ちとして劇の根幹を支えます。役者が演技する環境づくりの役目を担う重要なポジションです。
公開日:2025年10月09日 10:00:00
更新日:2025年10月09日 15:25:10
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カテゴリ:くぬぎ祭
くぬぎ祭準備 -
10月17日(金)、18日(土)本校の文化祭である「くぬぎ祭」が行われます。今年度のテーマは、「愛」。この「愛」という言葉には家族愛、友情、無償の愛など、一文字ではありますがとても深い意味が存在します。人が人として何物にも代えがたい大切なもの、自分以外の誰かの幸せを心から願うことに通じるこのテーマ、これをどう表現し、どのように主題に迫るのか、期待したいと思います。

本番に向けて、各学年・学級での準備が本格化してきました。今回のくぬぎ祭、生徒たちはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。 



なぜ、くぬぎ祭で劇をやるのか?
本校の文化祭である「くぬぎ祭」では、劇が舞台発表の中心に据えられています。昨今、その制作の大変さゆえか、“演劇”を取り入れる学校は少なくなっています。それでも、本校のくぬぎ祭では2、3年生が演劇、殊に3年生にあっては学級単位で劇を上演するという取組を行っています。
劇は脚本選びから始まって、限られた時間と予算と人数でさまざまなことを同時複合的に行わなければならないという難しさがあります。学年単位ならまだしも、クラス単位で劇を実施するというのは至難の技と言っていいかもしれません。しかし、本校がそれでもこの形で実施するのは、演劇に取り組むことによって大きな価値を見出すことができるからであると考えます。







劇はその制作の複雑さゆえ、担当する生徒はキャストであれスタッフであれ、それぞれに大きな責任が生じます。その責任を担って各生徒が取り組んで課題を解決した時、そこには個人及び集団としての成就感・達成感とともに、観客に対しても感動を与えるという大きな成果を得ることができます。手間をかければ感動も大きいという、ある意味至極単純な話ですが、やはり演劇には大きな可能性があるということでしょう。
各係での取組が本格化してきています。もちろん劇だけではなく、各教科の展示発表の準備や学年での発表に向けての準備も着々と進行しています。本番は来週末です。乞うご期待。
公開日:2025年10月08日 11:00:00
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カテゴリ:くぬぎ祭
美術部 黒板アート -
先日のくぬぎ祭において発表された美術部の黒板アートは、「日学・黒板アート甲子園®︎2024大会 ジュニアの部」において、日学特別賞を受賞しました。
詳しくは、「日学・黒板アート甲子園®︎2024大会 黒板の部(ジュニア)結果発表」 をご覧ください。
以下は当該HPの内容です。
武蔵野市立第三中学校/武蔵野3美術部/6人作品名:描いた学校〜ヴィーナスより愛を込めて
この作品では石膏像のヴィーナス、外から見た学校、美術部の部室にある蛇口をそれぞれ描きました。手前にある絵の具をデフォルメし、奥の建物をリアルに描くことでギャップを演出しています。特に光と影の描き方を真逆にした石膏像を作るのに苦戦しました。何度も本物と見比べつつ遠くから見て、直していくという繰り返しでした。また石膏像はほとんど3年生の生徒1人で描いたのでとても大変でした。また、それ以上に他の1年生、2年生の生徒が描いた左右描写も見ごたえのある絵です。校舎の窓や、蛇口の下の棚、校庭の土や部室の床の色それぞれの絵で迫力を出すために遠近など、難しいことに挑戦した良い絵になったと思います。試行錯誤しながら話し合い、ときに楽しく会話をして作り上げた私達の作品をぜひご鑑賞ください。
【評】
日学社員による投票で選出されました。最も苦戦して描いたというヴィーナスの石膏像の立体感、リアルさが目を引きます。同時に、細部まで丁寧に描きこまれた左右の校舎や部室の風景と、漫画チックな絵の具の描写のギャップも意味深で、あれこれ考え感じながら楽しめる作品です。
※この作品は、日学株式会社の社員投票により選出されました。
・主役のヴィーナスに負けないよう左右の校舎や部室が丁寧に描かれている印象です。カラフルな絵の具とのギャップもいい作品につながっていると思いました。
・ヴィーナスが立体に描かれていて印象的ですが、周りの絵の具がアニメタッチに描かれており、相反する感じの発想が面白いと思いました。
・このヴィーナスのインパクトがすごく、色彩もとても綺麗に感じました。立体的な構図も良かったと思います。
・ヴィーナスにインパクトがあり、全体も丁寧に仕上げられ、印象に残る作品です。
・石膏像の石膏らしい陰影が、周りとの対比で際立っていて面白い作品です。公開日:2024年11月07日 10:00:00
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カテゴリ:くぬぎ祭
第39回 くぬぎ祭 -
10月18日(金)、19日(土)本校の文化祭である「くぬぎ祭」が行われます。今年度のテーマは、「皆喜月色」。このテーマには、「皆:全員で協力する」、「喜:くぬぎ祭を楽しむ」、「月:美しい色」、「色:多彩な個性を発揮させる」という4つの意味が込められています。生徒たちの躍動の様子をお伝えいたします。







1年生発表「THE SECOND SCHOOL」 






2年生学年劇「あの時をもう一度」 





















展示部門 













10月19日(土) 2日目
吹奏楽部演奏 







3年劇-1「Friend×Friend」 








3年劇-2「贋作マクベス」









3年劇-3「進路未定」 








公開日:2024年10月18日 12:00:00
更新日:2024年10月19日 17:47:27
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カテゴリ:くぬぎ祭
くぬぎ祭準備 その3 -
いよいよくぬぎ祭直前となりました。準備も大詰めの段階です。生徒たちは本番に向けて懸命な取組を続けています。

演劇には、演じる人・見る人・演じる場 の3要素があります。キャスト、スタッフ、そして観客が一つになって感動を作りあげていきます。 

舞台は一人では成立しません。 仲間と一緒に創りあげていきます。
仲間といっても、それぞれが個性をもっています。協力し合い、一致団結しなければ舞台は成功しません。

演劇は、表現すること自体はもちろん、それを追求する中でも対話を必要とするので、コミュニケーション力を高めるのにはこれ以上ないほど最適な媒体です。海外には演劇を “生きる練習” と位置付ける考え方もあります。演劇への取組は、コミュニケーション力のトレーニングそのものです。


演劇の世界は虚構、そう、ある意味ウソの世界です。「自分が何かを発言して相手に悪く思われたくない。嫌われたくない。ならば黙っておこう」というネガティブな自己完結に陥ることなく、感情を開放することができる場です。自分の感情を出したり、相手の感情を受け入れた経験自体は、コミュニケーションの成功体験として、脳に保存されます。


演劇への取組の中で、本来であれば将来社会に出てから行われるような実践的なコミュニケーションのトレーニングが自然と行われます。これからの時代を生き抜いていく生徒たちにとって、いずれ遭遇するであろう困難に立ち向うとき、演劇の体験は少なからぬ力となるであろうと考えます。
********************* 劇以外の準備も着々と進んでいます。それぞれ作業を分担して手際よく作り上げていきます。 







くぬぎ祭は今週末、18日(金)・19日(土)です。
生徒たちの取組はどんな成果を見せるでしょうか、乞うご期待!
公開日:2024年10月16日 09:00:00
更新日:2024年10月16日 10:22:59
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カテゴリ:くぬぎ祭
くぬぎ祭準備 その2 -
いよいよ来週はくぬぎ祭本番です。劇の練習も音響・照明などの調整も加えて真剣さを増してきました。
本校では劇をより本格的に上演するため、地域交流も兼ねて地元の劇団の方をお招きして指導をしていただいています。一通りの立ち稽古のあと、演技の仕方や声の出し方など、より専門的なアドバイスを受けることができました。

劇団の方に見ていただきながら照明・音響を加えた舞台での立ち稽古
演劇はどうしても、舞台上で演技するキャスト:出演者に注目が集まりがちです。しかし、ただ単に目立ちたいなどという軽い思いで役になろうとすると大変な目に遭います。役者としてステージに立つには、さまざまな力が要求されます。生半可な気持ちではとても務まりません。
ステージでは台詞で思いを伝えるのですが、当然のことながら大きな声を出す必要があります。小さな声では劇の主題を伝えることができません。しかし、ただ声が大きければいいという訳でもありません。はっきりと、遠くまで通る大きな声で、そして自分の思いを観客に的確に伝えられるように感情を込めて台詞を発する必要があるのです。


キャストとなった人は、このような過程を経て劇の完成という本番に至るわけですが、本気になって取り組んだ人ほど、また、役になり切ればなるほど、それまでの練習経過の中で声の出し方から自分の思いの伝え方、他人の仕草から気持ちを察する細やかな心遣いなど、さまざまな力を身に付けることができます。たとえミーハーな発想で役になったとしても、稽古しているうちに成長できればOKなのかもしれません。苦労して作り上げた劇は、自分の人間としての力を高めてくれるに違いありません。





スポットライトを操作する照明担当 台本を確認しながら綿密に行います。
スタッフもまた、本番に向けて緊張が高まります。劇のスタッフといえば、演出から始まって大道具・小道具、音響や照明など、出演者として直接表に出ることはありませんが、取り組んだ成果としての背景や効果音が観客に訴えかけるインパクトは大きいものがあります。キャストのように表舞台に出ることはありませんが、縁の下の力持ちとして劇の根幹を支えます。役者が演技する環境づくりの役目を担う重要なポジションです。









一通りの演技の後、熱のこもった指導をしていただきました。 公開日:2024年10月11日 08:00:00
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カテゴリ:くぬぎ祭
くぬぎ祭準備 -
10月18日(金)、19日(土)本校の文化祭である「くぬぎ祭」が行われます。今年度のテーマは、「皆喜月色」。このテーマには、「皆:全員で協力する」、「喜:くぬぎ祭を楽しむ」、「月:美しい色」、「色:多彩な個性を発揮させる」という4つの意味が込められています。本番に向けて、各学年・学級での準備が本格化してきました。今回のくぬぎ祭、生徒たちはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。期待したいと思います。



全員で脚本の確認・修正を行っています。 

みんな揃って脚本の読み合わせをしていきます。 なぜ、くぬぎ祭で劇をやるのか?
本校の文化祭である「くぬぎ祭」では、劇が舞台発表の中心に据えられています。昨今、コロナ禍の影響もあり、文化祭が“学習発表会”としての形式になることが増え、“演劇”を取り入れる学校は少なくなっています。それでも、本校のくぬぎ祭では2、3年生が演劇、殊に3年生にあっては学級単位で劇を上演するという取組を行っています。
劇は脚本選びから始まって、限られた時間と予算と人数でさまざまなことを同時複合的に行わなければならないという難しさがあります。学年単位ならまだしも、クラス単位で劇を実施するというのは至難の技と言っていいかもしれません。しかし、本校がそれでもこの形で実施するのは、演劇に取り組むことによって大きな価値を見出すことができるからであると言えます。


各担当はそれぞれ入念な打ち合わせを行っていきます。 劇はその制作の複雑さゆえ、担当する生徒はキャストであれスタッフであれ、それぞれに大きな責任が生じます。その責任を担って各生徒が取り組んで課題を解決した時、そこには個人及び集団としての成就感・達成感とともに、観ている観客に対しても感動を与えるという大きな成果を得ることができます。手間をかければ感動も大きいという、ある意味至極単純な話ですが、やはり演劇には大きな可能性があるということなのでしょう。 

背景画の作製に取りかかりました。大きなものになるのでなかなか大変です。 

立ち稽古が始まりました。各場面でのやり取りを確認しながら進めていきます。 

衣装合わせも入念に行っていきます。 各係での取組が本格化してきました。もちろん劇だけではなく、各教科の展示発表の準備や学年での発表に向けての準備も着々と進行しています。本番は来週末です。乞うご期待。 事務室前の鷽君はハロウィン仕様。 公開日:2024年10月03日 11:00:00
更新日:2024年10月07日 09:50:15
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カテゴリ:くぬぎ祭
第38回 くぬぎ祭 -
今年度のくぬぎ祭のテーマは、「Remember」です。このテーマには“記憶に残るもの”という意味と、クラス・学年・全校生徒の団結を意味する“Member”が含まれています。実行委員会の生徒を中心に、みんなで記憶に残る素晴らしいものを創り上げていくという基本的な考え方のもとで、常に“何ができるか?どこまでできるか?”を考えて今年のくぬぎ祭を創り上げてきました。
くぬぎ祭は、日頃の学習成果のみならず、三中の伝統である「演劇」等を通して、三中生として大切なものを繋ぎ自分たちの時代を築く新たな挑戦です。本番までの計画や実際の準備過程での試行錯誤の連続と、それを乗り越える仲間意識の高まりが、より強い三中生(Member)へと導き、より深い記憶へと繋げるとともに、広い視野からSDGsの側面や文化・芸術を捉えた発表を通して、深い思考と豊かな表現からなる学習成果や、結束したチームワークで成し得る創造的活動により、三中の良さを再発見することができることと思います。

一日目
開会式
PTAコーラス
2年生 学年劇
展示見学1年生 舞台発表






























二日目
吹奏楽部発表
3年生演劇_1
3年生演劇_2
展示見学
3年生演劇_3
閉会式




















公開日:2023年10月20日 13:00:00
更新日:2023年10月21日 17:21:53