青のイメージ

 本校の校舎は、全体的な色合いはアイボリー主体ですが、その随所に青色があしらわれています。差し色のごとく入れられたスカイブルーは、ともすると単調になりがちな校舎にアクセントを加え、全体を凛として爽やかな印象に仕立ててくれています。

 

     


     

 

 青色からは、爽やかな空、大きく広がる海、溢れ滴る水といった広大な自然のイメージが浮かんできます。色彩心理学では“青色”には、“自由・公平・広大・信頼・安息・栄光・清潔・誠実・知性・平和”といったイメージ効果があるといわれています。市内に6校ある中学校には、それぞれイメージカラーがありますが、三中のスクールカラーは実はこの“青”です。市内全中学校がイメージカラーを前面に出して一堂に会するのは9月の市内中学校陸上競技大会くらいでしかありませんが、三中生は市陸で青色のハチマキを巻いて疾走するわけです。走り抜ける一陣の青い風といったところでしょうか。
 
 先ほど挙げた青のイメージには、「自由」という言葉がありました。トリコロールカラーで知られるフランス国旗にも、「青は自由、白は平等、赤は友愛を表す」という俗説がありますが、「自由」は三中を象徴する重要な言葉です。例えば、本校には制服、標準服がありません。服装に関するきまりは、年に数回の儀式や行事の際に指定される“式服”くらいです。服装は自由なのですが、それは“何を着てもいい”ということではなく、TPO(Time:時間 Place:場所 Occasion:目的・機会)に応じて常識的な服装をしなければならない責任を負わされているということを意味します。退職されたM先生も、「君たちは、制服がないから自由なのではなく、服を選ぶ権利を与えられたのだ。」と述べられていました。服装だけではなく、学校生活全般に“自由”についての自らの姿勢が求められてきます。それはまさに、体育館に示された「責任ある自由」につながります。

 

 

青空のもと、爽やかに吹く風のように、責任ある自由を追求する三中生であってほしいと願います。

 

更新日:2023年05月15日 10:56:13