オーバーハング

 正門を入ると、校庭につながるアプローチ部分に、校舎の西端が張り出しています。ガラス張りを基調としたモダンな外観を呈していますが、この2階より上の部分が1階より外に出っ張っている構造は、“オーバーハング”と呼ばれるものです。

 

 

 オーバーハングとは、英語で「overhang=突き出る、張り出す」を意味する言葉で、「片持ち式」とも呼ばれます。出っ張っている部分の下は雨除けのスペースにもなり、本校でも物品の搬入口がここにあります。

 

  

 

 ちなみに、このオーバーハングという言葉は、建築用語のみならず、登山用語、自動車用語、金融用語、マーケティング用語と、幅広いジャンルで使われる言葉になっています。

 1年生が9月に行く予定のセカンドスクールでは、黒部ダムを見学する予定になっていますが、この黒部ダムを建設するために作られた作業用の歩道に、有名なオーバーハングが存在します。この道は黒部川の断崖絶壁に這うような形で建設され、狭いところは道幅が50cmほど、歩道の下は切り立った数百メートルの断崖絶壁で、足を踏み外したら生命に関わるというとんでもないところで、現在では「水平歩道」という登山道となっています。水平歩道最大のオーバーハングは「下の廊下の大太鼓」と呼ばれ、登山家の間では名の知れた場所になっています。 

 

(注:セカンドスクールでここを歩くことはありません…。)

 

黒部・宇奈月温泉観光局公式HPより
 

更新日:2023年05月12日 08:04:58