【タイトル】
くぬぎ祭準備【本文】
10月17日(金)、18日(土)本校の文化祭である「くぬぎ祭」が行われます。今年度のテーマは、「愛」。この「愛」という言葉には家族愛、友情、無償の愛など、一文字ではありますがとても深い意味が存在します。人が人として何物にも代えがたい大切なもの、自分以外の誰かの幸せを心から願うことに通じるこのテーマ、これをどう表現し、どのように主題に迫るのか、期待したいと思います。 本番に向けて、各学年・学級での準備が本格化してきました。今回のくぬぎ祭、生徒たちはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。 なぜ、くぬぎ祭で劇をやるのか? 本校の文化祭である「くぬぎ祭」では、劇が舞台発表の中心に据えられています。昨今、その制作の大変さゆえか、“演劇”を取り入れる学校は少なくなっています。それでも、本校のくぬぎ祭では2、3年生が演劇、殊に3年生にあっては学級単位で劇を上演するという取組を行っています。 劇は脚本選びから始まって、限られた時間と予算と人数でさまざまなことを同時複合的に行わなければならないという難しさがあります。学年単位ならまだしも、クラス単位で劇を実施するというのは至難の技と言っていいかもしれません。しかし、本校がそれでもこの形で実施するのは、演劇に取り組むことによって大きな価値を見出すことができるからであると考えます。 劇はその制作の複雑さゆえ、担当する生徒はキャストであれスタッフであれ、それぞれに大きな責任が生じます。その責任を担って各生徒が取り組んで課題を解決した時、そこには個人及び集団としての成就感・達成感とともに、観客に対しても感動を与えるという大きな成果を得ることができます。手間をかければ感動も大きいという、ある意味至極単純な話ですが、やはり演劇には大きな可能性があるということでしょう。 各係での取組が本格化してきています。もちろん劇だけではなく、各教科の展示発表の準備や学年での発表に向けての準備も着々と進行しています。本番は来週末です。乞うご期待。【添付ファイル】
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