【タイトル】

校章

【本文】

      武蔵野市立第三中学校 校章   昭和26年4月制定                             校章の由来    本校の校章図案は、紫染めのもととなった品のよい「紫草」を、武蔵野の象徴と見た古人の心を今に残してとり入れたものです。三中は武蔵野市の東端に位置し、東は日の出る所、光の射す所であり、旭日、光彩をとり入れて光明文化の根源を象徴しています。本校の使命もまたこれで表したいという考えにもとづいて創案されました。    また、初代校長は校章の由来の中で次のように述べています。      古今和歌集に、「むらさきの ひともとゆゑに むさし野の 草はみながら あはれとぞみる」  (紫の 一本ゆゑに 武蔵野の 草は皆がら あはれとぞ見る:『古今和歌集』巻十七 雑上 867 読人知らず) という歌があります。むらさき草は根が紫染めの原料となり、その色が高貴とされ、多くの人々に愛されたのです。万葉時代には武蔵野に群生していた草だったのです。むらさき草が武蔵野を象徴するとみた古人の心を今に残しておきたい。


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